農業経営の安定を届ける農業共済

田原市をご紹介いたします。

こんにちは、東三河支所です。
今回は、私達の支所がある田原市についてご紹介します!

田原市は、太平洋・三河湾といった
特性の異なる2つの海に面しており、
蔵王山や半島最高峰の大山を擁すなど、
海と山の豊かな自然に恵まれている地域です。

また、田原市の大きな特徴として、
太平洋の黒潮の影響で年間を通じて温暖な気候になっており、
農業に適した環境になっています。

この自然に恵まれた環境を活かし、
平成26年から平成30年の5年間連続で、
市町村別農業産出額で1位になっており、
全国でも有数の農業先進地域になっています。


農業の種別は、露地栽培や施設園芸、畜産と多様です。
露地栽培では主に、キャベツ、ブロッコリー、レタス、
スイカ、スイートコーン、露地メロンなどが、
また施設園芸では、トマト、メロン、キク、カーネーション、
バラ、洋花、鉢物などが栽培されています。

特に花き類については、平成30年の産出額において、
2位の浜松市の61.2億円を大きく上回る、
295.5億円という産出額を出しています。

愛知県の平成30年の花き産出額が、
543億円であることを考慮すると、
田原市だけで愛知県全体の花き産出額の
約54%も出荷していることになります。

また、冬場には温暖な地域の特徴を利用して、
キャベツが栽培されています。
今の時期のキャベツは春キャベツ、新キャベツとも呼ばれ
巻きがゆるやかで葉が柔らかく色も濃いので、
サラダなど生食にも適しています。
また、油でさっと炒めたり、
浅漬けなどにしても美味しく食べられます。


キャベツ畑の様子

このように、活発な産業と豊かな自然が共存する田原市は、
エネルギー・食料自給率向上、水資源の確保といった
持続可能な地域を目指しています。

その一環として、平成20年度に地球温暖化防止都市宣言を行い、
一層の取り組み強化を図っています。
その中の、主要プロジェクトの一つが
「菜の花エコプロジェクト」の取り組みです。

菜の花栽培によって遊休農地を解消し、
収穫した菜種から食用油を生産するとともに、
廃食用油は軽 油代替燃料にリサイクルする一連のプロジェクトです。

田原市のあちこちで、菜の花が咲き誇っており、
道路を走っていても、横を見れば菜の花を見ることが出来ます。
その中でも菜の花を集中的に栽培している場所で、
『伊良湖菜の花ガーデン』という場所があります。

一面に菜の花が咲き誇り、とても美しい景色が望めます。
新型コロナウイルスの影響で外出がし難い状況ですが、
美しい景色を眺め、気分を一新してはいかがでしょうか??


伊良湖菜の花ガーデン 写真①


伊良湖菜の花ガーデン 写真②